事業支援しきん おとおし

過去のあとおし事業

あとおし2015 今、「あなたは大切な人」と伝えたい!
中学生向け暴力防止プログラム

実施団体:認定NPO法人エンパワメントかながわ

認定NPO法人エンパワメントかながわ

 2015年2月、多摩川の河川敷で、私たち川崎市民にとって、とても悲しい事件が起こりました。子ども達はなぜ、おとなに「助けて」と言ってくれなかったのだろう。おとなは何かできることはなかったのだろうか・・・私たちおとなは、子ども達に「困った時は、相談してほしい」ということを具体的に伝えていなかったのではないでしょうか?
 川崎市は、全国に先駆けて「子どもの権利条例」を制定し、これまで14年間市内の小学校でCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを提供してきました。市内の小学校では、人権教育への意識が高まり、教職員や保護者も子どもの権利擁護の考え方が浸透しています。一方、中学校への取り組みがまだ手つかずの状況であることが課題です。
 この課題を解決するために、川崎市内の中学生に暴力防止プログラムを提供することで「困った時は相談してほしい」ことを伝え、また中学生を取り巻くおとな(教職員や保護者、地域のおとな)に子ども達の話を聴くスキルを伝えます。この取組を広げていくことで、地域のおとなが見守る中で、子ども達が安心して生きていくことができる社会を目指します。

プロジェクトイメージ図

プロジェクトイメージ図


寸劇を使ってわかりやすく伝えます

 中学生暴力防止プログラムは、クラスごとに3名のスタッフが入り、寸劇を行いながら進めていく参加型ワークショップです。すべての子どもに「安心して自信を持って自由に生きていく権利」があることを伝え、いじめや体罰、性暴力など中学生にとって身近な暴力に対して「いやだと言っていい」「逃げてもいい」「信頼できるおとなに相談してほしい」ことを伝えていきます。

受講した中学生の感想より

●劇があったのでとてもわかりやすく、よく理解できました。
●自分の人権を大切にしたいと思った。
●いじめにあった時、また、いじめられている人がいる時、どのような対応すればいいか分かったので助かった。
●クラスの中でいじめがあったら、話を聞いてあげようと思った。
●不安だったことが少しずつ「こうでいいんだ」という気持ちになりました。
●安心、自信、自由を大事にしながら、中学生活を過ごしていきたいなあと思いました。

 1万円以上のあとおし(寄付)をいただいた方へは、中学生からの直筆の感想をお贈りします。上の写真は、寄付でCAPプログラムを受講した小学生から寄付者の方へお贈りしている感想です。
 この取り組みでは、寄付によって「自分が大切な人」だと知った子どもたちが成人して、寄付をおこなう人になること、つまり、寄付する・されるが特別なことではない支え合う社会を目指しています。

※上の写真の感想文は小学生のものです

※上の写真の感想文は小学生のものです


2015年度 認定NPO法人エンパワメントかながわへのご寄付

【寄付総額】425,825円
【寄付者数】59人
以下、寄付くださった方々(五十音順・敬称略)です。
阿部真紀/阿部裕/江田雅子/大下勝巳/大藪信子/菅野典之/木下ひろみ/黒田勝治/小池美幸/小島由照/小山千世子/佐藤匡史/鹿住貴之/鈴木晴夫/瀬川千恵/高野正吉/竹井斎/田代美香/遠山浩/徳田裕美/中尾淳/中島学/中山理美/新堀雅子/羽根坂恵美子/槇ひさ恵/望月聖子 ほか匿名のみなさま

事業支援しきん あとおし事業報告

今、「あなたは大切な人」と伝えたい!中学生向け暴力防止プログラム  
     
報告者 認定NPO法人エンパワメントかながわ/浜谷典子さん

 私たちは多摩川河川敷で中学生が殺された事件をきっかけに、川崎の課題は川崎で解決したいとの思いから「あとおし」に応募しました。事件直後、マスコミからの事件報道が大量に流れる中、教育委員会や学校には批判の嵐でした。私たち市民としてできることは何だろう?という問いから「いのちキャンペーン」を始めました。
中学生に対してCAP暴力防止のプログラムを届け、もしも暴力にあいそうになったら自分で自分を守るためにできること、困ったらおとなに相談していいんだよと伝えています。
この「いのちキャンペーン」はおとなと中学生をつなぐ橋渡しのプロジェクトです。
「あとおし」を通じて皆様からいただいた寄付金で、2016年度は臨港中学校・西生田中学校・桝形中学校・金程中学校の4校で実施することができました。この学校への応募は川崎市教育委員会が、実施中学校の募集をするなど役割を分けた協働事業になることができました。

<生徒の感想>
・いじめにあった時に正直どうすればいいのか分からなかったけれど、おとな(親・先生)友達に相談することも大切だと思いました。
「暴力って何だろう?」というところから始まり、人権の大切さについて学ぶことができました。自分がいじめにあったり、性暴力をうけたり、万引きを誘われたりしたら、教えてもらった護身法や考え方、相談することを思い出し、きちんと自分の安心・自信・自由を守るようにしたいです。また、他の人が被害にあった時など、いろいろな状況を考え、その場に応じた対応をとっていきたいです。


◆寄付金60万円で以下のことが実施できます。
・中学校4校におけるクラスごと「中学生暴力防止プログラム」の実施。(いずれかの学年・1校4クラスと想定し16クラス)
・教職員向けワークショップ(中学校4回)を実施する。
・さらに、中学生の話に耳を傾けることができるおとなを一人でも増やしていくために、地域のおとなを対象とした公開おとなワークショップを2か所で実施。

※今回は目標:600,000円、実際の寄付額:425,824円、助成額:361,950円でしたが、自己資金などで、
600,000円のコースを実施しました。

中学生暴力防止プログラム実施の様子

中学生暴力防止プログラム実施の様子


担当者の想い

 センセーショナルな事件は「自分達には無縁」というフィルターがかけられ、時間と共に忘れられていきます。でも、決して風化させてはいけない。なぜなら、どこにでも起きるかもしれない「決して他人ごとではないこと」だからです。
 周りからどう思われるか、いつもアンテナをはり、どこかに所属しているだけで「あんしん」と自分に思わせている危うさ、おとななんて信じられない、そんな中学生にこそ「あなたたちを信じるよ」というメッセージを伝えたい。ぜひ応援してください。

(浜谷 典子)


寄付の目標金額

600,000円

現在の寄付額

425,824円

現在の寄付者数

59名

募集期間 2015年11月5日〜
2016年2月29日

あなたの寄付でできること

600,000円の寄付が集まると
400人の中学生に「あなたは大切な人であり、困ったら相談してほしいこと」と、100人の教職員、200人の地域のおとなに「子どものチカラを信じて、話を聴くためのスキル」を伝えます。

実施団体について

認定NPO法人エンパワメントかながわ
いじめや虐待、性暴力などあらゆる暴力のない社会を目指して活動しています。一人ひとりの人がとっても大切な存在であること(人権)を伝え、暴力に対してできることを伝える参加型ワークショップを、神奈川県内を中心に年間約400回提供しています。CAP(子どもへの暴力防止)プログラムの他、デートDV予防プログラム、障がいのある子どもへの暴力防止プログラムなど、これまでに20万人以上のおとなと子どもに提供してきました。

代表者 阿部 真紀
住所 横浜市神奈川区鶴屋町2-9-22-701
電話 045-323-1818
メール kanagawa-cap-miracle@isis.ocn.ne.jp
URL http://npo-ek.org/

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