かわさき市民しきんからのお知らせ
寄付の目標金額 | 500,000円 |
現在の寄付額 | 151,750円 |
現在の寄付者数 | 18名 |
募集期間 | 2018年12月1日~2019年3月15日 |
◆500,000円
3講座×4クール全12講座を実施できます。
参加費を無料化することができ、親の講座への参加の負担を下げることができます。
高津子育て支援隊パウパウ
高津子育て支援隊パウパウは、親子の基本的信頼関係をしっかり結ぶ、親子と親子を結ぶ、そして親子と地域と結ぶことをミッションに、地域の子育て力アップと虐待予防につながる活動を行っています。0才児親子を対象に「発達に合わせたかかわりあそび講座」「さらし染めとおんぶ・抱っこの講座」「手作りおもちゃをつくって遊ぶ赤ちゃんひろば」等を開催しています。参加者から自主グループが立ち上がるなど、エンパワメントが形になりつつあります。
代表者 堀 ひとみ
メール paupaubbll@gmail.com
URL https://ja-jp.facebook.com/paupaubbll/
パウパウは「親が赤ちゃんの発達を知りじっくりかかわることで、子育てを楽に楽しく」さらに「子育て仲間(親同士)がつながることで、地域ぐるみの温かい子育てを取り戻す」ことを目標に、生後2~7.8カ月の親子向け「赤ちゃんとのかかわりあそび<ねんね期/おすわり期/はいはい・あんよ期>」を開催しています。
産後~3.4カ月のお母さんは、親となった自身の環境変化、不慣れな育児、睡眠不足で心身共に疲弊し、不安を抱えがちで、誰もがスマホ依存や産後鬱のリスクを抱えています。講座では、同じような悩みを抱える母親同士が出会い、赤ちゃんの育ちやかかわり方を知ることで、疑問や不安を解消し心の安定と笑顔を取り戻します。赤ちゃんも親との心地よいかかわりで基本的信頼を培い、自己肯定感や生きやすさの土台を得ることができます。親子をつなぎ、親同士、そして親子と地域をつなぐ「赤ちゃんとのかかわりあそび」は、子どもの健康な心身の育ちに重要な役割を果たす講座です。
■てんこ、てんこ、てんこ
手首をゆっくりまわしながら声かけ
■にぎ、にぎ、にぎ
顔の横でにぎって開くを3回繰り返しながら声かけ
①赤ちゃんの名前を呼び、目を合わせて。
②ゆっくり3回繰り返し、反応を待つ。※5秒くらい
③こちらを見て関心を示す様子が見られたら、繰り返し。
④赤ちゃんが顔を背けたら終わります。
声や動きが楽しいと感じると、まねするようなしぐさや、手足を動かして喜びを表現してくれます。
産後4か月が産後うつのピーク。自ら命を絶ってしまうケースも少なくありません。
【寄付総額】151,750円
【寄付者数】18人
以下、ご寄付くださった方々(五十音順・敬称略)です。
青木 良子/江田 剛士/江田 雅子/小川 杏子/古場 敏光/小林 寛志/瀬川 英二/千葉 晋也/中島
まり子/中園 浩子/平井 和美/宮川 恒雄/村瀬 成人/れもんぐらす 他匿名のみなさま
【寄付企業様】エヌアセット様
4/24 はいはい期 @高津市民館 参加者22組
5/22 あんよ期 @てくのかわさき 参加者18組
6/16 ねんね期、はいはい期、あんよ期 @ノクチカ 参加者8組
6/26 ねんね期 @てくのかわさき 参加者11組
7/24 はいはい期 @てくのかわさき 参加者11組
8/27 あんよ期 @てくのかわさき 参加者12組
9/25 ねんね期 @てくのかわさき 参加者10組
10/16 はいはい期 @てくのかわさき 参加者19組
11/6 あんよ期 @高津市民館 参加者13組
12/17 ねんね期 @てくのかわさき 参加者10組
1/22 はいはい期 @てくのかわさき 参加者9組
2/19 あんよ期 @てくのかわさき 参加者7組
3/26 ねんね期 中止
0才児と母親に向けて、愛着形成と心身の発達につながる、遊びやことばがけ、くらしのポイントをお伝えする講座を12回開催、計143組参加しました。
講座では、学びの場として育児スキルを獲得し自信をもって子育てに臨めるようエンパワメントを図りました。また、虐待予防の一助となるよう参加者同士の交流を促し、地域の子育て仲間と出会う場とすることで、初めて赤ちゃんを育てる母親のストレス軽減を図りました。
◆事業申請時の達成目標がどのくらい達成できましたか。
予定していた3月の講座は、新型コロナウィルス感染リスクを考慮し中止としましたが、他の会はすべて実施し、当初の目標を達成することができました。
◆事業を行ったことによってどのような変化がありましたか。
◇自団体にとって
パウパウは、小さな団体ですが、地域の皆さまからあとおし応援をいただき、団体を知っていただくことで、参加される方も安心してご参加頂くことができたと感じています。また、後援をいただいた責任を果たせるよう、活動に対しより真剣に向かい合う気持ちになりました。
地域や社会、市民や市民活動にとって/地域で活動する様々な団体の方と交流する機会をいただき、視野が広がりました。また市民活動は、地域との連携が大切であることを知りました。
◇講座の参加者からは
・不安を感じているのは私だけでないことを知り、大丈夫だと思えた。
・赤ちゃんとの暮らしが楽しみになった。たくさん話しかけます。
・近くで同じくらいの赤ちゃんを育てているママ達と知り合いになれて嬉しい。
・赤ちゃんをよく見て、しっかり向かい合って大切な0歳期をすごしたいと思った。
・パパにも赤ちゃんのことを知ってもらえるよういろいろ伝えたい。
等の感想を頂きました。
※あとおしを通じて知り合った地域企業のご協力で、新たに父親も一緒に参加できる講座を開催することができたことは大きな収穫でした。手ごたえもあり参加された方からも継続を希望する要望をいただいたので、今後も継続して開催したいと考えています
◆決算報告
1 収入の部 (単位:円)
科 目 金 額 内容(積算等)
あとおし 128,988 かわさき市民しきん
参加費 143,000 @1000×143名
寄付 10,000
合 計 281,988
2 支出の部 (単位:円)
科 目 金 額 うち助成金額=(助:) * 内容(積算等)
施設使用料 21,550 (助:21,550) *てくのかわさき@2000×9、
*高津市民館@1760×2”
消耗品 47,064 (助:2,224) *インク代
図書費 18,891
研修費 18,000
印刷費 10,520 (助:9,214) *フライヤ・資料印刷
講師料 96,000 (助:96,000) @4000×12回×2名
スタッフ謝金 50,000
茶菓打合せ費 3,330
郵送・運搬費 980
事務経費 13,000
合 計 279,335 (助:128,988)
乳幼児妊産婦支援の必要性は、東日本震災で被災し避難する母子への寄り添いをきっかけに、東京都児童相談センター在勤時に一時保護所で暮らす子どもたちとの出会いで確信となりました。核家族世帯の主流化、近隣コミュニティの消失等の社会的背景により途絶えた日本の子育て文化を赤ちゃんを育てる親に伝え、寄り添い、地域コミュニティを復活することで、子どもたちが幸せに生きる権利を守りたいと切に願います。
(堀 ひとみ)