かわさき市民しきんからのお知らせ
寄付の目標金額 | 100,000円 |
現在の寄付額 | 200,390円 |
現在の寄付者数 | 38名 |
募集期間 | 2019年12月1日~2020年2月29日 |
60,000円で
交流会を2回開催できます。
100,000円で
上記に加え、区役所ロビーでカフェのポスター展を開催できます。
多摩区認知症カフェ・地域カフェ交流連絡会
2018年1月、認知症カフェや地域カフェの「意義」「立ち上げ方」などをテーマにした第1回交流連絡会を皮切りに、年に2回ほど交流会を開催してます。当初は丘の上カフェ(認知症カフェ)が呼び掛けていましたが、今は交流会参加者も運営メンバーとなり、パワーアップしました。
代表者 町田 浩子
電話 090-6314-5332
メール k9th25.bye-q@kzh.biglobe.ne.jp
認知症になったり、孤立して子育てをしている家庭など、少子高齢化に伴い個人が抱える問題は急増しています。「なんだか最近、物忘れが多いなあ」「お隣は郵便物が溜まっているけど大丈夫なのかな」「近所のお子さんが元気ないなあ」等々。ふらっと寄れる地域のカフェがあれば、気楽なおしゃべりから気になることが顕在化し、必要なサポートや専門家につなぐことができます。カフェで出会った近隣の人のつながりで、早期解決への道が見つかるかもしれません。また、知り合いが増えることで、困ったときにも相談できて安心できたり、趣味をはじめ新しい活動へと広がる可能性もあります。
人間関係が希薄になっている今の社会には、どのような人でも気軽に足を運べ、居場所として落ち着け、ちょっとした困りごとも話せる認知症カフェや地域カフェが必要とされているのです。私たちは、そんな人々の居場所であるカフェがたくさん生まれ、継続できるよう応援します!
※「認知症カフェ」とは、認知症ご本人、介護者、地域住民が参加し、専門家に気軽に相談できるカフェ。
※「地域カフェ」とは、地域の方が誰でも参加できるカフェ。
※「カフェ」は認知症カフェや地域カフェ
カフェの運営は個人のボランティア精神で何とかやっているところが多く、自治会や施設が運営しているところでも、集客や内容で悩んでいることもあります。交流会を開催することで、カフェ同士の横の連携や公との情報交換を密にして資金・場所・人手・宣伝不足といった課題解決の糸口を探ることができます。そして、まだまだ認知症カフェや地域カフェは知られていません。人の出入りが多い区役所のロビーで各カフェのポスターを展示をすることで、より多くの人に存在を知ってもらい、そこを活用してもらうことで、安心して生きいきと暮らせる地域ができます。
【寄付総額】200,390円
【寄付者数】38名
以下、ご寄付くださった方々(五十音順・敬称略)です。
石井秀和、大野圭子、木村雅子、木村純一、倉田 宏、小林寛志、佐伯紀雄、鈴木 孝、鈴木宏子、瀬川千恵、関あや子、坪井盛治、中島まり子、仲三河賢一、中村ふみよ、中村 茂、林 立彦、堀江 勲、山下ひろみ、山田長満、シャンソンの会有志、年金者組合有志、他匿名の皆さま
2020.9.25 交流連絡会をオンラインで開催
本来は、多摩市民館で対面での連絡会を行う予定だったが、
コロナ感染予防のためオンラインで実施した。オンラインで参加できる団体が少なかったのが残念だったが、普段参加できないような遠方の方に参加していただけたのは良かった。
オンラインでのカフェの開催ができるよう支援していく必要性を感じた。
各団体の状況の報告、他地域での開催の様子など情報交換。
グループに分かれての今後のやり方など話し合った。
2020.12.17~21 ポスター展
多摩区役所1階アトリウムでパネルを借りてカフェの様子や内容の紹介ポスターを展示。
見る人が質問したいときに受けることができるよう、現場にいる担当をきめた。
アトリウムは、結構人が通るので見てくれた人も多かったと思うが、肝心のカフェが閉じているところが多く残念だった。コロナ終息後に向けた宣伝にはなった。
◆事業申請時の達成目標がどのくらい達成できましたか。
「交流連絡会の開催意義が周知され、参加人数が2割増し」という目標については、達成できなかった。開催意義は部分的には、コロナ禍でどのように活動すればよいのか模索している団体にとっては大いにあった。一方で集まれないことから、やる気を失っている団体も多く、連絡会があることで希望を見出すところまではいかなかった。
「相談団体5団体」という目標については、新規にカフェを立ち上げたいという方やグループがなかった。むしろ、どうしているといった既存団体からの問い合わせは4団体から来た。
「ポスター展示参加団体15団体」という目標は12団体にとどまったので、達成できなかった。ただ、コロナでカフェが閉じている状況でも、宣伝意欲を保って前向きに宣伝できたのは良かった。
◆事業を行ったことによってどのような変化がありましたか。
自団体にとって、集まることが難しいので、既存の参加者に電話での安否確認(ご機嫌伺い)やオンラインでカフェをやる形式を模索できた。また、カフェにこだわらず、畑仕事や買い物などで交流しているところもあり、やり方次第ではできる可能性を感じた。
ポスターによる宣伝の現場で、いろいろな人と語りあうことができ、人々が集まれるカフェの重要性や可能性を再確認した。
◆収支決算書 2020年4月1日~2021年3月31日
1 収入の部
科 目 金 額 内容(積算等)
助成金(寄付総額-運営経費) 170,332 1000×3、1500×1、2500×1、3000×11、5000×12、10000×10、運営経費15%差し引いたもの
合 計 170,332
2 支出の部
科 目 金額 内容(積算等)
宣伝費 1,200 チラシ紙代・印刷代
通信費 21,480 有料版ZOOM料、切手等
交通費 20,000 ポスター展参加団体へ交通費
備 品 4,378 ZOOM用イヤホンマイク
合 計 47,058
※収支差額144,754円は2021年度以降で活用します。
私が認知症カフェや地域カフェをやりたいと思ったのは、介護していた父たちを連れていける場所が少なかったから。やってみると、資金や内容などで思うようにいかず、他のカフェはどうしているのか聞きたくなりました。他のカフェが頑張っているのを見聞きすると、本当に励みになります。各カフェが活性化され、地域の人たちにとっていろいろな居場所ができることが、地域の生きいき度のアップにつながると確信しています。
(町田 浩子)